海を渡った写真家

屋須弘平 Juan José de Jesús de Yas

1846年(弘化3年)生まれ。幕末から明治に変わる時代に故郷の岩手県藤沢町を離れ、1874年(明治7年)横浜でメキシコ金星科学観測隊との出会いがきっかけでメキシコへ。そして終の棲家となったグアテマラで写真館を開く。
グアテマラ人ポートレート、建築や宗教的テーマの写真作品を残す。写真技術はグアテマラで習得し、日本写真創世期に名を残すことはなかったが、グアテマラでは高い評価を受けている。
Juan José de Jesús de Yas はクリスチャンネーム。
1917年(大正5年)没。