大籠キリシタン殉教公園整備事業概要
一関市藤沢町大籠は全国屈指のキリシタン殉教の地であり、「東北の島原」とも言われています。「キリシタン殉教」と「たたら製鉄」という個性ある歴史を持つ地域で、この歴史を保存継承するための活動が、住民の手によって進められてきました。
この地域の継承活動は、国土庁地域個性形成事業の補助指定を受け大籠地域全体を事業対象地域とし、地域の文化、観光、憩いの場として活用されるよう施設整備を行ったところです。
新緑の大籠キリシタン殉教公園 母子像「聖なる泉」
施設整備の沿革
- 平成元年度
大籠キリシタン殉教公園整備促進委員会設立- 平成2年度
用地取得造成、駐車場整備(舗装)工事- 平成3年度
用地取得造成(階段、歴史の丘)階段整備、泉の整備ほか- 平成4年度
資料館建設工事- 平成5年度
資料館展示物整備、映像制作、案内板設置、歴史の庭整備- 平成6年4月
大籠キリシタン資料館オープン
資料館映像設備、展望休憩施設、クルス館建設工事、カリヨンゲート整備- 平成7年4月
大籠殉教記念クルス館オープン- 平成7年10月
ローマ教皇「ヨハネ・パウロ2世」メッセージ碑設置、遊歩道整備- 平成7年11月
「舟越保武の世界展」開催- 平成8年度
史跡模型設置、表示板、案内板設置 殉教公園整備事業完了 - 平成2年度
施設管理運営団体の推移
・平成6年4月20日~平成7年5月31日
大籠キリシタン殉教公園管理運営委員会へ管理運営委託
・平成7年6月1日~平成18年3月31日
藤沢町文化振興協会へ管理運営委託
・平成18年4月1日~現在
藤沢町文化振興協会へ指定管理