「隠れキリシタン厨子」
かくれきりしたんずし

✜寄託展示品 一関市藤沢町西口 富周屋敷 及川正弘 氏所蔵
一関市藤沢町西口の富周屋敷に伝わる遺物で、丸厨子に納められている阿弥陀如来坐像の背後に金箔の「十字架」が施されている
禁教時代に密かに信仰の対象となっていたと考えられている
富周屋敷の先祖は安永風土記によると葛西の御家中で士族屋敷(肝入り)である
母屋は江戸中期の建築といわれ、間口14間、奥行6間半、台所にうしもち柱3本あるのが特徴で、他にも伊達政宗の書簡などを所蔵している
✜展示期間:2025年3月1日~2028年2月29日
十二の神講中所持品
じゅうにのじんこうちゅうしょじひん
大籠では1639年から数年にかけて、300名を超すキリシタンが殉教しました。現在も刑場や首塚などの遺跡群が残されています。
この地に伝わる《十二の神講中所持品》は、かくれキリシタンの信仰の様子をうかがわせる貴重な遺物です。

木箱

木箱蓋 裏書(墨書)

木箱蓋 裏書

デウス仏

御厨子本

聖井水碗

デウス燭台

筒燭台

御硯仏(裏面)

御水滴